月刊「細胞」に解説を寄稿しました。

尾形慎, 甲野裕之, 糖鎖固定化CMCナノハイドロゲル粒子の合成と機能, 月刊「細胞」, 57(13), 53-56 (2025).

月刊『細胞』2025年11月号(10月20日発売)の Topics from Special Edition に、糖鎖固定化CMCナノハイドロゲル粒子の合成と機能に関する研究成果を寄稿しました。今回の寄稿は、昨年アメリカ化学会誌 ACS Applied Materials & Interfaces に掲載された論文をもとに、カルボキシメチルセルロースを骨格とし、その表面に糖鎖を多価配位した糖ゲル粒子の合成およびレクチン吸着能の評価についてまとめたものです。月刊『細胞』は1969年創刊の歴史ある雑誌で、本庶佑先生(京都大学医学部教授)が編集委員長を務められていたことでも知られています。今号では、門松健治先生(名古屋大学糖鎖生命コア研究所教授)が特集全体のまとめ役を務められ、ヒューマングライコームプロジェクトを中心とした特集企画も掲載されています。ご関心をお持ちの方は、ぜひ本誌をお手に取ってご一読ください。