JBC掲載論文の研究成果についてプレスリリースを行いました。

プレスリリースの詳細につきましては、下記URLよりプレスリリース記事をご覧ください。
【プレスリリース】
https://www.fukushima-u.ac.jp/news/Files/2026/05/press_260518.pdf

なお、本研究の共同責任著者である近畿大学の大沼貴之先生よりコメントをいただきましたので、下記に掲載いたします。
【大沼貴之先生のコメント】
現時点(令和8年(2026年)5月18日)でEC番号が付与されている酵素は8,825種類あり、1年あたり約150種類のペースで増え続けています。酵素の研究者にとって新たなEC番号が付与される酵素を見つけることは大きな目標の一つであり、今回それを成し遂げることができました。酵素の新規性を証明するために、緻密に設計、合成された人工基質や強力なキチナーゼ阻害剤であるアロサミジンを用いた反応解析が不可欠でしたが、幸いにして国内の共同研究者からそれらを入手することができました。伝統ある日本のキチン・キトサン研究に蓄積された知とリソースの恩恵を大いに受け、達成することができた研究成果です。

尊敬する大沼先生による歴史的発見を後押しする人工基質を、私たち糖質化学研究室から提供できたことは、合成化学に携わる者として大変光栄に思っております。今後も、このような新発見に貢献できるよう、本研究室一同、日々研究に励んでまいります。