穴澤令望さんが第72回日本応用糖質科学会においてポスター賞を受賞しました。

2023年9月14日(木)に本研究室の穴澤令望さん(修士1年)らが第72回日本応用糖質科学会においてポスター賞を受賞しました。この賞は、年次大会において優れたポスター発表を行った研究グループへ贈られる賞です。穴澤さんは木質バイオマスの誘導体であるカルボキシメチルセルロースを原料に用いることで、結合特異性と吸着性に優れた新規糖鎖固定化ナノゲル吸着体の合成に成功しました。さらに、本材料がヒト型インフルエンザウイルス吸着体へ応用可能であることも併せて本学会で発表しました。この研究成果は、新たなバイオリファイナリー技術として更なる進展が期待されます。

〔発表内容〕
発表者:福島大学大学院食農科学研究科修士1年 穴澤令望さん
共同発表者:尾形慎、和田佑斗、西尾俊亮、コノリー里沙、甲野裕之
演題:インフルエンザウイルス吸着剤としてのシアロ糖鎖固定化カルボキシメチルセルロースゲル粒子の合成