令和6年度日本応用糖質科学会東北支部会講演会に参加しました。
2024年7月6日(土)に東北大学青葉山新キャンパス(青葉山コモンズ)で開催された令和6年度日本応用糖質科学会東北支部会講演会に参加しました。本研究室からは4演題のポスター発表を行いました(下記参照)。4名の発表とも、これまでの研究成果を丁寧にポスター化し、誠実なディスカッションをしている姿がとても印象的でした。ポスターを見に来てくれた方々のアドバイス等も参考に、更なる研究に励んでください。また、特別講演では、長年、東北支部で活躍されてきた吉田孝先生(弘前大学名誉教授)のご講演がありました。α-マンノシダーゼの化学修飾法によるアプローチのお話や糖転移反応をしないイソマルターゼのお話、野菜のα-マンノシダーゼの話など、今聞いてもワクワクするようなご研究ばかりで本当に刺激を受けました。私たちの研究室でも、いつまでも色褪せない研究を一つでも多く残せるよう頑張りたいです。
工藤萌(他3名):リゾチームのサブサイト構造に基づく新規六糖基質の設計と合成
佐々木康生(他5名):大豆ホエイからのマンニノトリオースの簡易精製
吉川優花(他3名):非水条件下酵素縮合反応によるキチンオリゴ糖の重合度選択的合成
和田佑斗(他3名):S2細胞を用いたラットST3Gal3の高活性化の検討と糖鎖工学への応用