日本キチン・キトサン学会奨励賞を受賞しました。

この度、本研究室主宰者の尾形慎が令和6年度の日本キチン・キトサン学会奨励賞を受賞致しました。本賞は、日本キチン・キトサン学会に関する分野で学術上または産業上優れた研究を行い、今後更なる発展が期待できるものに贈られるもので、私がこれまで行ってきた「キチンバイオリファイナリーによる機能性糖質材料の設計と合成に関する研究」が評価され受賞に至りました。2009年に「加熱水系条件下 N-アセチルグルコサミンのヘキソフラノース誘導体への簡便変換法」という演題で初めて、キチン・キトサンシンポジウム(現在の日本キチン・キトサン学会大会)に参加して以来、気が付けば海洋バイオマスであるキチンを活用したモノづくり研究が私のライフワークの一つになっていました。まだまだやれることはたくさんあると思いますので、研究室の皆さんや共同研究者の方々と協力して、日々、研究に邁進していきたいと思います。最後になりましたが、本受賞にあたり、作田庄平会長はじめ受賞選考委員の先生方、ご推薦下さいました甲野裕之先生に厚く御礼申し上げます。

〔受賞内容〕
所属:福島大学食農学類
氏名:尾形 慎
受賞名:一般社団法人日本キチン・キトサン学会 令和6年度日本キチン・キトサン学会奨励賞
業績表題:キチンバイオリファイナリーによる機能性糖質材料の設計と合成に関する研究