第73回日本応用糖質科学会および応用糖質科学シンポジウムに参加しました。

2024年9月25日(水)~27日(金)に京都大学百周年時計台記念館と京都大学国際科学イノベーション棟で開催された第73回日本応用糖質科学会および応用糖質科学シンポジウムに参加しました。本研究室からは5演題の発表を行いました(下記参照)。学生発表としては、修士1年生の和田佑斗さんがS2細胞を用いた糖転移酵素発現系に関する研究発表を行い、多くの先生方や学生と意見交換を行っていました。経験を積むごとに発表も質疑応答も上手になっている姿がとても印象的でした。今日の経験が、今後の研究生活に活かされることを願っています。

尾形慎(他3名):リゾチーム活性測定基質「4′-キトテトラオシルセロビオース」の設計と合成
和田佑斗(他3名):S2細胞を用いた糖転移酵素ライブラリー構築に向けた基盤研究
甲野裕之(苫小牧高専、他5名):キチンオリゴ糖が示す熱可逆的自己組織化現象の解明
十亀陽一郎(福島高専、他7名):α,β-トレハロース:単細胞生物コルポーダ休眠シストにおける環境ストレス耐性獲得の重要因子
戸谷一英(一関高専、他10名):未利用糖質資源の免疫活性とMPSによる評価